事故の相手、被害者から直接連絡が来るときの正しい対応方法は?

保険会社に任せているのにも関わらず、被害者から直接連絡が来ることがあります。

よくあるパターンが、

被害者

被害者
保険会社が払わないって言ってるからお前が払え
被害者

被害者
保険会社が○○円しか払わないと言っているが足りない。残りを負担しろ

などの請求に関わる話です。

保険会社はケチって支払わないわけではありません。

あくまで賠償上必要なものを支払います。

裏を返せば保険会社が払わないものは、契約者が払う必要が無いのです。

だからと言って「いや私が払う必要ないので」と強気に出るのは違うと思います。

相手に迷惑をかけているには事実です。

ならばどう言うのが正解なのでしょうか。

相手から直接連絡が来るときの正しい対応方法・注意点を説明します。



まず支払いに関する約束は絶対にしない

相手の勢いに負けて「全部払います」などの約束をしてはいけません。

現場で約束をした場合は「錯誤(さくご)」と呼ばれ、その約束が無効になることはあります。

錯誤とはいわゆる「勘違い」にあたります。

法律行為の要素(契約の重要な部分)に勘違いがあったときは無効とするのです。

つまり、自分が全部悪いわけではないと知らずに、現場で全部払うと約束をしてしまった場合、それは勘違いだった、と無効となることがあるのです。

しかし、保険会社と話したあとは話が別です。

保険会社から説明を受けているので、そのあと約束をしてしまったら錯誤にはあたりにくいでしょう。

「知らなかった。勘違いしてた。」とはなりません。

相手から直接連絡が来ても、約束はしてはいけません。

約束をしないのは分かったが、ではどのようにすればよいのでしょうか。

保険会社に任せていると言いましょう

相手から「全部払え」と言われてもなんと言っていいのか分かりませんよね。

そんな時は

「保険会社に全部任せているので、申し訳ないですが、分かりません。」

と伝えましょう。

それでも相手が引き下がらない場合は保険会社のせいにしても構いません。

「ご迷惑をおかけしてすみません。ただ保険会社から約束をするなと言われています。保険会社からあなたに連絡するように伝えるので、話してみてください」

と切り抜けましょう。

電話に出なくてもOKです。

ただし電話に出なかったとしても、出たとしてもその後に真っ先にやらなければいけないことがあります。

相手から直接連絡が来たら保険会社にすぐ連絡

保険会社にはすぐに伝えましょう。

そうすれば保険会社から、相手へ連絡して、「契約者への連絡は控えてください」と話してくれます。

しかし、それでも連絡してくる相手もいます。

連絡が来るたびに保険会社には伝えましょう。

保険会社は契約者を守る立場です。

相手からの連絡がしつこい場合、保険会社が弁護士を立ててくれます。

弁護士費用はもちろん保険会社がもちます。

弁護士が窓口になれば、相手と話す必要は一切なくなりますし、今後連絡がくることもないでしょう。

まとめ

以上相手から直接連絡がきたときの対応方法についてです。

大事なことは

・具体的な約束はしない

・保険会社にすぐ連携

この2つです。せっかく保険加入をしているのですから、保険会社に任せましょう。

支払うべきものを保険会社に払ってもらいましょう。

ただ保険会社にすべて任せているからと言って、相手に強気に出てはいけません。

迷惑をかけたのは事実です。

謝罪を伝えるのは、示談解決をスムーズするためにも重要と考えます。

もちろん、謝罪しなくてはいけないということもないので、どうするべきかはご自身の担当者と相談しましょう。




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