お互いどっちも青信号の主張?過失割合はどうなる?

元事故担当者のタキノベです。

事故対応の中で、面倒だと思う事故形態の一つがお互いがどちらも青信号で交差点に進入した、と主張する事故です。

ちなみに専門用語では「信号色相違」と言います。

なぜ面倒なのかというと、必ずと言ってもいいほど揉めるからです。

両者が青信号主張の場合、過失割合はどうなるのか?

実際の流れを踏まえて説明していきます。

自動車保険一括見積もり

赤信号無視の事故の過失割合は100:0

一般的に赤信号無視の事故は100:0です。

「お互い動いていれば100:0にはならない」と耳にすることがありますが、

赤信号無視の事故は別です。

いくらお互いが動いていても、赤信号無視が全面的に悪くなります。

つまり100:0です。

双方青信号の主張で、証拠がなければ過失割合は50:50

「絶対に青信号で交差点に入った。
相手が赤信号無視だし、相手が嘘をついている。」

両方が青信号なんてことはありません。

どちらかが嘘をついているか、勘違いをしていることは間違いありません。

しかし、証拠がなければ50:50となるケースがほとんどです。

裁判になったとしても、証拠がなければ裁判官も判断できません。

そのため50:50となります。

証拠とは防犯カメラやドライブレコーダー、目撃者の証言です。

言ったもん勝ちじゃないか!と怒る気持ちも当然ですが、証拠がなく、相手が認めなければ0:100となりません。

「せめて40:60や30:70まで交渉を頑張ってくれ!」と言われますが、それもほぼ無理です。

相手側としても過失割合を譲る理由がないからです。

50:50で納得しなければ自損自弁

青信号を確認して交差点に入った人にとって、50:50はなかなか納得が出来ないでしょう。

かといって両者譲らず、50:50も認めない。

そんな時は損害の持ち別れ、保険用語でいうところの「自損自弁」となります。

つまり相手に修理費用は請求はせず、自分の車は自分で修理しましょう、となるのです。

自分の車のための車両保険に加入していれば、それもアリだと思います。

車両保険も加入していない場合、全額修理費用を払うのは負担が大きいですね。

自損自弁や車両保険についてはこちらの記事をお読みください。

自損自弁の示談をすることのメリット・デメリットとは?

車両保険は必要?保険料を節約するためのポイントを解説!

赤信号無視の罰金や免許の点数はどうなる?

通常、赤信号無視は免許の点数は2点減点されます。

罰金は車の種類や大きさによって異なります。

以下の通りになります。

大型車 12,000円
普通車 9,000円
二輪車 7,000円
小型特殊車・原付 6,000円

しかし、お互いが青信号で主張で証拠がない場合警察は判断が出来ません。

罰則なしとなるケースがほとんどです。

人身事故となった場合の罰金・原点は?

通常の人身事故の場合の免許の原点は以下の表が目安になります。

100:0の事故 相手にも非がある事故
死亡事故 20点 13点
治療期間3か月以上 13点 9点
治療期間30日~3か月 9点 6点
治療期間15日~30日 6点 3点
治療期間15日未満 3点 2点

 

罰金・罰則は以下が目安です

死亡事故 懲役7年以下
治療期間3か月以上 罰金50万
治療期間30日~3か月 罰金30~50万
治療期間15日~30日 罰金20~30万
治療期間15日未満 罰金12万~30万

 

両者が青信号主張の場合の人身事故の罰則は?

赤信号無視としての罰則はありませんが、人身事故としての罰則は発生します。

どちらも赤信号無視としての証拠がない場合は両者が罰則を科せられます。

※最終的には警察(検察)が判断をするので、あくまで一般的な話です。

赤信号無視をした場合、青信号と嘘をついた方が得なのか?

言ったもん勝ちであれば、嘘をついた方が得なのでは?と考えてしまいます。

しかし、青信号と嘘をつくのはかなりリスクがあります。

それは後々なんらかの証拠が出て、嘘がバレた時です。

警察の心証は悪くなりますし、被害者は怒り心頭です。

「赤信号無視をしたくせに嘘でごまかそうとした」

当然火に油を注ぐ結果になります。

被害者は警察に「相手側に重大な厳罰を求める」と主張をすることが出来ます。

その場合、通常で科せられる減点・罰金よりも大きくなることがあります。

当初から信号見落としを認めて、誠心誠意を込めて謝罪をしていたら

被害者も気を遣って人身にしない可能性があります。

しかし嘘をついたばっかりに人身事故+さらなる厳罰を科せられてしまうのです。

万が一、赤信号無視をしてしまった場合は素直に認めて謝罪し、保険会社に対応を任せた方が無難でしょう。

信号色相違で絶対に役立つのはドライブレコーダー

信号色相違(どっちも青信号主張)では凄まじい効果を発揮するドライブレコーダーです。

どんなに相手がしらばっくれようが、嘘をつこうが一発で黙らすことが出来ます。

高性能のドライブレコーダーでなくでも、信号の色さえ映っていれば勝ちです。

安いものであれば5000円ほどで購入可能なので、自分の身を守るためにぜひ取り付けましょう。

小型ドライブレコーダー

 

廃車する場合は買取業者を利用しましょう

信号無視の事故は両者スピードが出ているので、車の損害は大きいです。

廃車費用がかかってしまう。ディーラーであれば下取りしてくれるかも。

と思っている方、大きく損をしまう可能性が高いです。

オススメの方法は買取業者を利用するべきです。

どんなひどい損害であろうと、買取業者であれば車を買い取ってくれます。

もちろん廃車費用が発生するなんてことはありません。

まずは無料査定をしてみましょう。

オススメの買取業者はユーカーパックです。

ユーカーパックは自宅か最寄りのガソリンスタンドまで査定に来てくれます。

電話はユーカーパックからかかってくるだけで、複数の業者から営業の電話がくることはありません。

最大2000社からのオークション方式なので最高額で売ることが出来るのです。

もし廃車・下取りを考えているならば、まずはユーカーパックで無料の査定を先にするべきです。

>>ユーカーパック

 

関連記事

自損自弁の示談をすることのメリット・デメリットとは?

同じ保険会社同士の事故の場合、過失割合や賠償など大丈夫か?

【過失割合】100:0となる交通事故は4パターン

対向車とすれ違い事故の過失割合は?センターライン有無で変わる

車線変更の事故の過失割合は?修正要素も含めて説明

駐車場から飛び出してきた車との事故の過失割合は?