過失割合100:0の事故の種類について

事故であればまず気になるところが過失割合です。
双方動いていれば100:0にならないと思っている方も多いです。
しかし、必ずしもそうではないので、100:0の事故となる一般的なケースは大きく分けて4パターンありますので紹介いたします。



追突事故

後ろから前方の車両にぶつかってしまう事故ですね。事故として一番多いパターンではないでしょうか。
いわゆる「おかまを掘る」というやつです。
追突と言っても、赤信号待ちの車にブレーキが間に合わずに追突、渋滞中の車にうっかりブレーキを離してしまい追突、などなどあります。
基本的にすべて100:0、後方の車が悪くなります。例え前の車が動いていたとしても、急ブレーキをかけたとしても、後方から追突をした車が悪いのです。
前方の車が急ブレーキをかけたとしても、後続車は対応できるような車間距離を空けていないといけない、という考え方です。
悪意のある急ブレーキであれば100:0とならないこともあります。

赤信号無視

これは双方動いていることがほとんどかと思いますが、赤信号無視した場合のとの接触事故は100:0となります。

センターラインオーバー

対向車線との事故でセンターラインオーバーをした場合の事故は100:0となります。センターラインがない道路の場合は、どちらが寄ってきたということがわからないという場合は50:50になるケースもあります。
また、前方に路上駐車の車がいてセンターラインオーバーした場合は100:0とならないケースもあります。

駐停車車両への接触

駐車中の車に接触した場合は100:0となります。駐車禁止場所や、直前に停止した車との接触は100:0とならないことがあります。

エンジンをかけている限りは100:0にならない、と言っている方もいらっしゃいますが、必ずしもそうではありません。

ちなみに駐車場内の事故は過失が揉めることが多いので、事故対応するとき好きではありませんでした(笑)

 

以上の4パターンが一般的な100:0のケースです。あくまで一般的というのは、状況によって多少変わる可能性が0ではないからです。

もちろん他のケースでも100:0となるケースもありますが、この4つがメインです。この4パターン以外であれば、双方動いていれば100:0とならないケースがほとんどでしょう。

100:0となるポイントは、避けれるかどうか、予見義務・注意義務が発生するかどうかです。上記の4パターンは避けようがない事故ですよね。

では、信号のない一時停止の標識がある交差点で、一時停止無視の車との事故はどうでしょうか?確かに交差点に入ってしまえば、、一時停止無視の車が来たら避けようがありません。

実際、一時停止無視の車にぶつけられた被害者で「避けようがなかったから責任はない」と主張される方は数多くいます。

しかし、実際には100:0とはならないのです。それは、道路を走っている限り予見義務・注意義務というものがあるからです。

予見義務とはなんでしょうか?予見義務とは、例えば、車が飛び出してくるかもしれない、歩行者が飛び出してくるかもしれない、と言ったことを予見しながら運転をしなければならない、というものです。

結果として事故が起こってしまえば、優先道路を走行していた車も予見義務違反ということで、少なからず責任を問われてしまう、ということです。

とはいえ、予見義務違反になるかどうか、ケースバイケースと言ってしまえばそれまでです。やはり保険会社に相談することが一番かと思います。

自分が被害に逢って、保険を使う気がなくても、任意保険に加入していれば、保険会社は相談に乗ってくれます。相談だけでは、保険を使用したことにはならず、等級にも影響はありません。

一人で悩まず、保険会社と相談しましょう。



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